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効率学習法

 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)の試験は、全部で7科目、180問。その分野は複数の業種にわたって出題され「広くて深い」知識が求められています。
 始めて受験される方は、何から手を付けていいのかわからない方も多いかと思います。また、残念ながら合格を逃した方はそれまでの学習方法を見直す必要があるかもしれません。

 

このサイトでお勧めしている効率的な学習法の概要は、

  1.自分の実力を事前に測定する
  2.資格の全体像を把握する
  3.過去問を体系的に分析する
  4.効果を測定する
  5.仕上げ

という流れです。一見従来の学習法とあまり変わらないようですが・・・。
では、詳しくご説明しましょう。

 

1.自分の実力を事前に測定する

まず、学習を始める前に現在の自分の実力を確認します。これは、

  a.実際に出題されている過去問がどのようなものかを知る。
  b.どの分野の知識が足りないのかを知る。
  c.学習後に自分の成長を確認する。

 以上が目的です。
 17年度以降のどの年度の過去問でもいいので1年分180問を本番の試験のつもりでまとまった時間を作って行ってください。「ツール」のエクセルファイルに「解答用紙」が用意してあります。終わったら「正解表6年・10年」で採点してください。各科目ごとの得点も計算しましょう。(エクセルの画面で解答・採点・合否判定ができるツールもご利用ください)

 ただし、試験まであまり時間が無い場合は、この項目は飛ばしても大丈夫です。

 

 私は、実はこれやっていません。なぜならあまりにも問題が解けずにものすごく『ストレス』になったからです。 私と同様に既得知識の少ない人は少し問題を解いてみてストレスを感じた場合はすぐにやめて、このステップを飛ばしてください。

 

2.資格の全体像を把握する

 「全体像を把握する」というと「テキストを初めから一通り読む」と思われる方が多いのではないでしょうか。普通はそうでしょう。
 これは私の場合ですが、テキストを初めから一通り読んだとしても結果は次のいずれかです。

  a.一通り読み終わる頃には初めのほうをほとんど覚えていない。
  b.わからない点が気になって前に進めない。
  c.眠くなる。

 

でも、このサイトでお勧めしている効率的な学習法は違います。
ここで登場するのが『見出し読み』です。見出し読みは次の効果があります。

  a.時間をかけずに全体像を把握できる。
  b.専門用語になじみができる。
  c.本文を読みたい衝動に駆られる。

 テキストを持っている人はどの辺に何があるかを覚えておけばよいでしょう。


 ただし、試験まで十分時間が有りどうしても一通りテキストを読まないと気がすまない人は、もちろんそうしていただいてまったく問題ありません。その場合マーキングの方法にご注意ください。

 

 テキストを持っていない方は、ビル管ほっとDBの項目を眺めて大体のイメージをつかんでみるのもいいかもしれません。また、ネット上で目次を公開している参考書もあるようです。

 

3.過去問を体系的に分析する【インプット学習】

 これが効率的な学習法の一番のポイントです。ここに一番時間をかけてください。 私は、この「過去問を体系的に分析」するために40日(約80時間)かかりましたが、『ビル管ほっとDB』を使えば時間が短縮できます。


 ここでやることは2点あります。

  ア.過去問を体系的に分析する。(過去問を解くのではありません)
  イ.重要ポイントをノートに書き出す。⇒暗記用『重要ポイント集』

 

 ア.は、具体的には『ビル管ほっとDB』の順番に「過去問の問題と解説を分野別・項目別にまとめて分析・研究する」ということです。
 くれぐれも申し上げます⇒【過去問を解くのではなく初めから答えを見て問題と解説を読んでいきます
 その効果は次のとおりです。

  a.類似した過去問の共通点・相違点がハッキリする。
  b.体系的に知識が得られる。記憶に残りやすい。
  c.問題意識を持って読むので集中力が高まります。
  d.「意味不明な問題を勘だけで解くストレス」から解放され、楽しく学習できます。

 テキストや模範解答集を読むときはマーキングの方法についても配慮してください。マーキングの仕方で復習の効率がおおいに違ってきます。

 

 テキストを持っている人は、平行して出題箇所をテキストで確認してください。どこに何が書いてあるか『見出し読み』をやった人ならすぐにわかるはずです。また、「見出し読み」した人は本文を読みたい衝動に駆られているはずですからここで過去問の重要点を確認するという問題意識をもって思い切りテキストを読んでください。

 わからないところをテキストで調べてください。もしそのテキストがわからないことの半分も答えが得られないならそのテキストは入門用ということでこの過去問の分析・研究には耐えられないテキストだといえるでしょう。

 

4.効果を測定する【アウトプット学習】

 注! 前項の『体系的分析』を繰り返して十分知識を付けてから行ってください。

 

 

 お待たせしました。次はお待ちかねの『過去問演習』です。 直近6年分の過去問を、時間を決めて本番さながらにやってください。10年問題集を持っている人は、あと4年分多くやってみてください。

 

そこで、少し面倒ですが、その問題の解答に自信がある場合、解答欄に○印を付けてみてください。すると、『過去問演習』がより効率的に自分の理解度を測定できるとともに、振り返りが簡単にできます。(その訳は次項)

 

 

5.仕上げ

 

 さあ、『過去問演習』の結果はどうでしたか?3項の過去問研究をしっかりやった人は相当好成績になったはずです。

 

  ここで忘れてはいけないのは、この『過去問演習』の振り返りです。

 

 解答するときに○印がつかなかった問題は、正解・不正解にかかわらず必ず解説を読み直しておく必要があります。正解していても、自信がなくたまたま正解だった場合、実力になっていないことがあるからです。もちろん、本試験でたまたま正解することは『ラッキー』なことですが、過去問演習の時点の『ラッキー』は、本試験では『アンラッキー』になるかもしれません。

 

一方、○印を付けた解答が間違えていたら、間違えた原因をしっかり確認する必要があります。勘違いなのか、ケアレスミスなのかをたしかめ、反省しましょう。

 

○印を付けた解答で正解したものは、大丈夫でしょう。

 

『過去問演習』の合計得点で一喜一憂するのでなく、正確な知識と理解がしっかりできているかを○印の数で確認することが大切です。

 

 特定の科目の得点が足切りになっていたらその科目をやり直してください。 

 

 以上を終了しても時間がある場合は、青本(センターの講習用テキスト)を初めから一通り読んでみると、重要ポイントの位置づけがよくわかりとても気分が落ち着きます。合格レベルの実力をつけたあなたには、3,000円前後の市販テキストが物足りなく感じられるかもしれません。 

 

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